【お客様の声】「”苦手”を任せたら組織が変わった。『いないと仕事ができない』存在です」

今回は、東京・人形町で「人事図書館」というリアルな場とオンラインコミュニティを運営されている、吉田洋介さんにお話を伺いました。

「人事図書館」は人事に関わる人々が集い、学び、繋がるための場です。リアルな図書館の運営と並行して、700名以上が参加するオンラインコミュニティも活発に動いています。

私は2024年の秋頃から、このオンラインコミュニティの運営サポート、主に入退会手続きやメンバーさんからのお問い合わせ対応、コンテンツ制作といった、コミュニティ運営を支える裏方のお仕事をさせていただいています。

今回は、私にご依頼いただくまでの経緯や、ご一緒させていただく中で感じたことなどをお話しいただきました。


【今回お話を伺った方】

吉田 洋介様

東京・人形町にある「人事図書館」の館長。リアルな図書館の運営と、Slackを活用したオンラインコミュニティの両方を手がけ、人事に関わる方々のための「場作り」をされています。

人事図書館ホームページ / X


こちらのインタビューは音声でもお聞きいただけます(あっこの音声が小さく少々聞きづらくなっております…!すみません)

【ご依頼前の課題】「0→1」は得意。でも「ちゃんと回す」のが苦手な組織だった

あっこ
吉田さん、本日はお時間をいただきありがとうございます。まずは、私にご依頼いただく前、人事図書館ではどんな課題があったのか教えていただけますか?

吉田さん
こちらこそ、ありがとうございます。人事図書館は、そもそも「図書館を作ったことがある人」が誰もいない状態から始まったプロジェクトなんです。メンバーはみんな「0→1(ゼロイチ)」、つまり何もないところから新しいものを創り出すのが得意な人ばかり。勢いとパワーでなんとか形にしてきたのですが、一方で、一度作り上げたものを定型的に「ちゃんと回し続ける」のがすごく苦手な人たちの集団だったんです。

あっこ
Slack(コミュニティスタッフやメンバーの皆さんがオンライン上でやりとりしているプラットフォーム)でのやり取りを拝見していても、皆さんのアイデア力や行動力にはいつも驚かされます。

吉田さん
本当にすごいメンバーなのですが、例えば毎月の入退会処理や、開催したイベントのアーカイブ作成といった「安定的に回すべき業務」が、人によってクオリティがバラついてしまうんです。「苦手だから」と後回しにされたタスクが、後で大変なことになったり。

その結果、「ちゃんとできる」一部のメンバーにものすごく負荷が偏ってしまって。みんなフラットな関係性のはずなのに、その人にだけプレッシャーが集中してしまう状況に、すごく困っていました。

決め手は「仕事を”楽しんで”くれる」という信頼感と、働く環境への配慮

あっこ
そんな中で、なぜ私にお声がけくださったのでしょうか。吉田さんとはもう4年くらいのお付き合いになりますが、今回改めてご依頼いただいた理由を伺いたいです。

吉田さん
以前から単発のお仕事をお願いする中で、あっこさんが一つひとつの仕事の「目的」をすごく大切に考えてくれる方だと感じていました。だから、人事図書館の重要な裏方業務も、ただの作業としてではなく、前向きに関わっていただけるんじゃないかと。

我々としては、面倒な業務をただ押し付けたいわけでは決してなくて。「すごく大事だけれども、我々みんなが苦手なこと」だからこそ、それを楽しんで一緒にやってくれる方にお願いしたかった。その点で、あっこさんならぴったりだと思いました。

あっこ
皆さんが苦手な細々とした作業は、私にとっては楽しくて得意なことなので、そういっていただけて嬉しいです。お互いの得意なことを尊重し合える関係性が、本当にありがたいなと感じながらお仕事させていただいています。

吉田さん
それに、我々としても、小さなお子さんがいらっしゃるあっこさんにとって働きやすい環境を準備できるだろう、という見込みもありました。コミュニティ運営は、必ずしも決まった時間にやる必要はないですし、メンバーさんの「ありがとう」という反応や顔が見えやすい。働くメンバーもフラットな人たちばかりなので、きっと気持ちよくお仕事していただけるんじゃないかな、と。

【依頼後の嬉しいギャップ①】子育て中とは思えない「圧倒的な安定感」

あっこ
実際に私がお手伝いさせていただくようになって、何か依頼する前とのギャップなどはありましたか?

吉田さん
良い意味でのギャップばかりですが、まず一つは、想像をはるかに超える「安定感」です。お子さんがいらっしゃって、子育ては熱を出したりとイレギュラーなことも多いはずなのに、業務が滞ることが全くない。「しばらく対応が無理です」という状況にならず、安定して対応し続けてくれるのは「すごっ!」って思いましたね。本当にありがたいです。もちろん、無理せず苦しくなったら言ってくださいね。

あっこ
ありがとうございます。それはチームの皆さんが「何かあったら助けてって言える安心感」を日頃から作ってくださっているおかげです。だから私も無理なくお仕事ができていると感じます。

【依頼後の嬉しいギャップ②】想定以上だった「目的志向」の仕事ぶり

吉田さん
もう一つ、これも想定以上だったのですが、仕事への向き合い方が本当に素晴らしいです。何かイレギュラーなことが起きた時、ただ「これどうしたらいいですか?」と聞くのではなくて。

「この仕事の目的はこうですよね。だとしたら、こういう原因が考えられて、こういう解決策はどうでしょうか?」

と、仮説まで立てて確認してくれるんです。その確認の仕方が、めちゃめちゃ助かっています。

あっこ
背景や目的を知った上で仕事を進めたい、という気持ちが強いので、そう言っていただけると嬉しいです!時には「そこまで聞かなくても…」と思われるかな、と不安になることもあるのですが。

吉田さん
全くそんなことないです。その姿勢のおかげで、我々も「あっこさんにはちゃんと背景を伝えた方が、もっと良い仕事につながる」という認識がチーム全体に広まりました。周りのメンバーからも「アッコさんって、なんであんなにできるんですか?」ってよく言われます。お願いしたことをただこなすのではなく、「仕事」として目的を持って関わってくれる姿勢は、お客様を大切にするコミュニティ運営において、本当に心強いです。

あっこ
本当ですか!

吉田さん
今や人事図書館のメンバーは「あっこさんがいないと僕たちは仕事ができない」って本気で思っていますよ(笑)。我々にとっての「すごいこと」を当たり前にやってくれるあっこさんは、本当にすごいなと尊敬しています。

これからも、良い関係性を一緒に。

あっこ
最後になりますが、今後の期待などがあればぜひお聞かせください。

吉田さん
僕たちも、これからもどんどん変化していくと思います。その中で、あっこさんが「こういう仕事にチャレンジしてみたい」とか「こっちの仕事の方が得意だな」と感じることがあれば、ぜひ何でも相談してほしいです。それぞれの時期で、お互いにとって良い関係性を一緒に話し合いながら作って、できるだけ長くご一緒できたら、と心から思っています。

あっこ
いつも本当にありがとうございます。私も色々なことにチャレンジさせていただく中で、自分の得意なことや好きなことを意識しながら、これからも貢献していきたいです。今日は貴重なお話を本当にありがとうございました!

終わりに

吉田さん、この度は心のこもった温かいお話をありがとうございました。

この記事を読んで、

「うちの組織も、定型業務を回すのが苦手…」
「勢いはあるけど、バックオフィスが追い付いていない
「作業ではなく、目的を理解して動いてくれるパートナーが欲しい

と感じた方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

あなたの大事なコミュニティやビジネスを、心を込めてサポートさせていただきます。

お問い合わせはお問い合わせフォームよりお待ちしております!

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